インド ウッタラカンド州のヨーガ・瞑想・レイキスクール
パーンダヴァ五兄弟は、ヴァラナーヴァタ宮殿の秘密の抜け道を通って、人里離れた森へと逃れた。母クンティーを含む五兄弟が、あの館で焼き殺されてしまったという報せは、瞬く間に各地へと広まった。 そのため、パーンダヴァたちは数日の間、身を潜めておくのが賢明だと判断した。 五兄弟は母クンティーを伴い、バラモンに身をやつして各…
ドゥルヨーダナは、ビーマの怪力とアルジュナの知略ゆえに、パーンダヴァ五兄弟に対して激しい嫉妬心を抱いていた。彼は常に陰謀を巡らせ、なんとかして五兄弟を殺害し、自ら単独で王国を支配しようと企んでいた。 ドゥルヨーダナの母方の叔父であるシャクニ(शकुनि)もまた、邪悪な人物であった。彼は常にドゥルヨーダナに悪知恵を授…
カウラヴァ家とパーンダヴァ家の王子たちの教育が完了した。当時の慣習として、教育を終えた弟子は師に「グル・ダクシナー(गुरु - दक्षिणा 師への報恩の贈り物)」を捧げることになっていた。 そこで、王子たちが師であるドローナチャリヤにその意を伝えると、師は彼らに自らの身に起きたある物語を語り始めた。「幼少の頃、…
カウラヴァ家とパーンダヴァ家の王子たちは、共同生活をし、共に遊んでいた。彼らの教育はビーシュマの監督下で行われていた。 ある日、遊びの最中に、王子たちのボールが井戸の中に落ちてしまい、王子たちはひどく動揺した。 どうすればボールを取り出せるのか、誰にも見当がつかなかった。その時、一人のバラモンがそこへやって来た。彼…
シャンタヌ王(शान्तनु)の妃であるガンガー(गंगा)は、唯一の息子であるデーヴァヴラタ(देवव्रत)を残し、天界へと旅立っていた。王はガンガーとの別れを深く悲しんでいたが、その悲しみを表に出すことは決してなかった。ある日、王は気晴らしのために外出された。歩を進めるうちに、王はヤムナー川の岸辺へとたどり着い…
5千年前、バーラトワルシャ(भारतवर्ष インド亜大陸)にはシャーンタヌ (शान्तनु)という君主がいた。国の都はハスティナープラ(हस्तिनापुर)に置かれていた。 父シャーンタヌの跡を継いで王位に就いたのは、ヴィチトラヴィーリヤ(विचित्रवीर्य)であった。ヴィチトラヴィーリヤは子供が生ま…
新学期が始まり早くも1ヶ月以上が経過しました。子供が通う学校では、小学3年生からマハーバーラタの科目が加わりました。英語のリーディングの教科は別であり、それと比べるとマハーバーラタの英文は文法や単語が難しかったので、宿題のフォローのために私も読んでみることにしました。途中で挫折して積読してしまわない程度のボリューム…
日本語版で昔読んだラーマーヤナの最終章は、シーターが火の中に入って貞節を証明するアグニ・パリクシャを受けた結果、民衆に受け入れられ目出度しで幕引きだったはずですが、インドの教科書には続きがあり、悲劇と孤独が続くシーターを見てそれまでの物語の余韻が飛んでしまいました。 再び民衆から「シーターがラーヴァナの元で貞節…