インド ウッタラカンド州のヨーガ・瞑想・レイキスクール
両軍は戦闘態勢を整えていた。開戦を告げる法螺貝が今まさに鳴り響こうとしていたその時、突然、ユディシュティラが立ち上がった。彼は武器と鎧を脱ぎ捨てて地面に置き、自らの戦車から降り立った。 両手を合わせて合掌すると、彼はカウラヴァ軍の方へと足早に歩き出した。両軍の人々は皆、驚愕に目を見張った。兵士たちは、ユディシュティラ…
クルクシェートラの戦場。カウラヴァ軍とパーンダヴァ軍が互いに向き合い、今にも戦端が開かれようとしていた。 クリシュナ神は、アルジュナの戦車の御者を務めていた。彼はアルジュナの戦車をパーンダヴァ軍とカウラヴァ軍のちょうど中間地点へと進め、そこで停止させた。 アルジュナが前方を見やると、一方の陣営に、彼に弓術を教え込んだ…
戦争の準備は整った。両軍の兵士たちは、今にも戦いへと赴かんばかりに待ち構えていた。しかし、戦争がもたらす結果はあまりにも悲惨なものである。 それゆえ、カウラヴァ家とパーンダヴァ家の間に和解をもたらそうと奔走する人々がいた。 ヴィラータ王は自らの王室の司祭を遣わし、カウラヴァ家の人々を説得させようとしたが、誰もその言…
パーンダヴァたちの流刑の期間が終わりを告げた。今や、カウラヴァとパーンダヴァの双方が、戦争への準備を開始した。彼らはそれぞれ、自陣営に加わるよう他の王たちを説得すべく動き出した。 アルジュナはシュリー・クリシュナに会うため、ドヴァーリカー(द्वारिका)へと向かった。ドゥルヨーダナもまた、ドヴァーリカーへと旅立っ…
パーンダヴァたちの庵の近くに、ある苦行者の小屋があった。小屋の中には、彼の「アラニ」(火きり板)と「マンタニ」(火きり棒)が吊るされていた。 これらは、火きり棒を火きり板にこすり合わせて火を起こすための道具である。ある時、これらの道具が鹿の角に絡みついてしまい、鹿はそのまま道具をつけたまま森の奥へと逃げ去ってしまった…
ドゥルヴァーサ仙は、その激しい気性で知られていた。ある時、彼はドゥルヨーダナのもとを訪れた。仙人に同行していたのは、一万人に及ぶ弟子たちであった。ドゥルヨーダナは彼らを極めて丁重にもてなした。短気な仙人が自分に呪いをかけるのではないかと恐れていたからである。仙人は、この献身的なもてなしに大いに満足した。そこで彼はドゥ…
サンスクリット語に、次のような格言がある。 असंभवम् हेम मृगस्य जन्म, तथापि रामो लुलुभे मृगाय। प्रायः समापन्न विपत्तिकाले, धियो अपि पुंसां मलिनी भवन्ति ।। 黄金の鹿など生まれようはずもない。 それにも…
ユディシュティラの王の即位祭(ラージャスーヤ・ヤジュニャ)の盛大さを目の当たりにし、ドゥルヨーダナの嫉妬心は一層激しく燃え上がった。ドラウパディーのあの辛辣な言葉遣いが、夢にまで現れて彼を苦しめた。 彼は復讐の機会をうかがい始め、やがてある妙案を思いついた。彼はユディシュティラを「チャウパル(चौपड़)」という博打…