インド ウッタラカンド州のヨーガ・瞑想・レイキスクール
パーンダヴァたちの庵の近くに、ある苦行者の小屋があった。小屋の中には、彼の「アラニ」(火きり板)と「マンタニ」(火きり棒)が吊るされていた。 これらは、火きり棒を火きり板にこすり合わせて火を起こすための道具である。ある時、これらの道具が鹿の角に絡みついてしまい、鹿はそのまま道具をつけたまま森の奥へと逃げ去ってしまった…
ドゥルヴァーサ仙は、その激しい気性で知られていた。ある時、彼はドゥルヨーダナのもとを訪れた。仙人に同行していたのは、一万人に及ぶ弟子たちであった。ドゥルヨーダナは彼らを極めて丁重にもてなした。短気な仙人が自分に呪いをかけるのではないかと恐れていたからである。仙人は、この献身的なもてなしに大いに満足した。そこで彼はドゥ…
サンスクリット語に、次のような格言がある。 असंभवम् हेम मृगस्य जन्म, तथापि रामो लुलुभे मृगाय। प्रायः समापन्न विपत्तिकाले, धियो अपि पुंसां मलिनी भवन्ति ।। 黄金の鹿など生まれようはずもない。 それにも…
ユディシュティラの王の即位祭(ラージャスーヤ・ヤジュニャ)の盛大さを目の当たりにし、ドゥルヨーダナの嫉妬心は一層激しく燃え上がった。ドラウパディーのあの辛辣な言葉遣いが、夢にまで現れて彼を苦しめた。 彼は復讐の機会をうかがい始め、やがてある妙案を思いついた。彼はユディシュティラを「チャウパル(चौपड़)」という博打…
神は人間に対し、他のあらゆる生き物に勝る、ある特別な贈り物を授けられた。それは「言葉の力」である。この力を用いれば、愛に満ちた言葉を紡ぎ出し、世界中の人々の心をつかむことさえできる。 しかし、もし不注意にも辛辣な言葉を口にしてしまえば、肉親でさえ、まるで赤の他人のように遠ざかってしまうことになりかねない。 実のところ…
ドリタラーシュトラは、パーンダヴァたちが生き延びていたこと、すなわちヴァラナーヴァタの火災で命を落としてはいなかったことを悟った。彼は、ドラウパディーの「スヴァヤムヴァラ(花婿選びの儀式)」を勝ち取ったのが、他ならぬアルジュナであったことを知っていた。そこで彼はパーンダヴァたちを呼び寄せ、王国の半分を彼らに譲り渡した…
パンチャーラ国の王はドゥルパダ(द्रुपद)であった。彼はかつて、アルジュナによって師であるドローナへの捕虜として差し出されたことのある人物である。ドゥルパダは、娘ドラウパディー(द्रौपदी) の「スヴァヤムヴァラ(婿選びの儀式 स्वयंवर)」を催すことにした。当時、結婚に際しては、娘自身が婿を選ぶというこ…
パーンダヴァ五兄弟は、ヴァラナーヴァタ宮殿の秘密の抜け道を通って、人里離れた森へと逃れた。母クンティーを含む五兄弟が、あの館で焼き殺されてしまったという報せは、瞬く間に各地へと広まった。 そのため、パーンダヴァたちは数日の間、身を潜めておくのが賢明だと判断した。 五兄弟は母クンティーを伴い、バラモンに身をやつして各…
マハーバーラタ