アルジュナはシュリー・クリシュナに会うため、ドヴァーリカー(द्वारिका)へと向かった。ドゥルヨーダナもまた、ドヴァーリカーへと旅立った。偶然にも、二人は全く同じ時刻に到着した。
その時、シュリー・クリシュナは寝室で休息をとっていた。二人ともシュリー・クリシュナの親族であったため、彼らはそのまま寝室へと足を踏み入れた。先に部屋に入ったのはドゥルヨーダナで、アルジュナがそれに続いた。
シュリー・クリシュナは眠っていた。ドゥルヨーダナは歩み寄ると、傲慢な態度で、寝台の枕元に腰を下ろした。一方、アルジュナは、恭しい態度で両手を合わせ、シュリー・クリシュナの足元近くに静かに立ち尽くした。
シュリー・クリシュナは眠りから目覚めた。彼は目の前に立つアルジュナの姿を認めると、その安否を尋ねた。次いで振り返ると、そこに座っているドゥルヨーダナの姿が目に入り、彼に対しても歓迎の言葉をかけた。
そして、二人に来訪の目的を尋ねた。
ドゥルヨーダナがすかさず口火を切った。
「我々カウラヴァとパーンダヴァの間で、今まさに戦争が起ころうとしています。あなたは我々双方に対し、等しく深い愛情を注いでくださっています。しかしながら、私があなたのお許を訪ねたのは、アルジュナよりも先でした。したがって、この戦いにおいて、どうか『私』にこそ助力を貸していただきたく存じます。」
シュリー・クリシュナは言った。
「ドゥルヨーダナよ、お前が先に到着したのは事実かもしれぬ。だが、私が最初に会ったのはアルジュナの方だ。とはいえ、私はお前たち双方に力を貸そう。一方には、我が『ナーラーヤニー軍』を置く。そしてもう一方には、私自身が単身で立つ。ただし、私は戦わぬ。戦の間、私は決して武器を手にすることはない。さあ、アルジュナよ、お前から先に答えるがよい。お前はどちらを選ぶことを望むか?」
アルジュナは答えた。
「おお、主よ! あなたが武器を振るわれようと振るわれまいと、戦われようと戦われまいと、私が望むのは、ただあなたお一人だけです。」
ドゥルヨーダナは大いに喜んだ。武器を持たぬシュリー・クリシュナなど、彼にとって何の役に立つというのか? 彼が望むのは、圧倒的にシュリー・クリシュナの軍勢の方であった。
こうして、両者とも自らが選んだ分け前こそが、より優れた選択であると確信したのである。
シュリー・クリシュナはアルジュナに告げた。「戦において、私がそなたの戦車の御者を務めよう。」
かくして、シュリー・クリシュナはアルジュナの御者となったのである。

